ご来院いただく皆さまへ

初めて訪れた病院の対応が良くなかったら、ワンちゃん・ネコちゃんだって、病院が嫌いになってしまいます。しかも、それがトラウマになってしまったら、それはワンちゃん・ネコちゃんにとって、とても可哀そうなことです。

ワンちゃん・ネコちゃんに安心して治療を受けてもらえるように、初診の際は診療時間を長めにいただき、飼い主様にワンちゃん・ネコちゃんに関する様々な情報をご質問させていただきます。特に、子犬・子猫ちゃんにはワクチンやフィラリア予防、ノミ・マダニ予防の大切さをお話しする必要があります。

病院が嫌いにならないように、精神的・肉体的になるべくストレスのかからない方法を取っていますので、診察の時間がかかる場合があります。そのため、お待ちいただいている飼い主様においては、待ち時間が長くなってしまうことがあります。

数ある動物病院の中から当院を選んでいただいた、飼い主様、ワンちゃん、ネコちゃん、みんなに幸せになってもらいたいという私たちの想いでもありますので、ご迷惑をおかけしてしまうこともありますが、何卒ご理解の程、よろしくお願いいたします。


診療方針

病気になった場合、治療の選択肢は一つとは限りません。ワンちゃん・ネコちゃんとご家族にとって最善の治療法を提案させていただきます。そのために、日頃から予防医学や健康診断・診察を通して、意見をきちんと交換し、お互い理解し合える関係を築いていきたいと思っています。また、病気の早期発見によって治療の選択肢も広がりますので、気になること、心配なこと、「いつもと何か様子が違う」と思うことがあれば、どんな些細な事でも構いませんのでお気軽にご相談ください。

また大切なご家族であるワンちゃん・ネコちゃんが、いつまでも元気で幸せに暮らせるよう、病気になる前から、もっとできることがあると私たちは考えています。

病気を未然に防ぐ予防医学(ワクチン接種、ノミ・マダニ対策、フィラリア予防など)や、病気の早期発見・早期治療につながる健康診断に力を入れ、ペットマッサージを取り入れているのはそのためです。フィラリア予防・ノミ・マダニ予防などのお薬により、あらかじめ予防をしておくことは、病気の感染リスクの低減、重症化を防ぐことにつながります。そのため当院では、すべての飼い主様に対して、ワクチン接種、ノミ・マダニの予防をお願いしております。

また、ペットフードも年々進化しており、毎日の食べ物に気をつけることで、病気になりにくくしたり、病気の進行を遅らせる効果も期待できます。日頃のフードのご相談もお気軽になさってください。


ご来院の際の注意点

ワンちゃんやネコちゃんにとって、他の動物の匂いや声がする場所は不安や恐怖を感じやすいところです。普段は大人しい子でも、驚いて急に逃走しようとしたり、ご家族の方に対してさえも凶暴になったりします。

思わぬ事故を防止するためにも、ワンちゃんは必ずリードを付けてご来院下さい。

小型犬であれば、キャリーケースをご利用いただくことをおすすめします。
大型犬をお連れになる場合は、その子をコントロールできる方と一緒にご来院下さい。治療内容により、ご家族の方にサポートをお願いすることがあります。

事故防止のため、ネコちゃんは洗濯ネット(+キャリーケース)に入れてご来院されることをおすすめします。


予防医学について

ワクチン接種

ワクチン接種は、伝染病を予防する・重症化させない為に不可欠なものです。ワクチンの効果を最大限活かすためには、いつ接種するかのタイミングが重要です。特に子犬の場合は、生まれる時に親から貰った免疫(移行抗体)が残っているので、これが切れる時期を見計らってワクチンを接種することが大切です。

また、健康状態や体質によっては、副作用の危険や十分な免疫を獲得できない場合もありますので、ワクチンの前に健康状態を確認させていただきます。

ノミ・マダニ対策

ノミは最も古くから存在する寄生虫で、犬や猫に最も一般的に見られる寄生虫のひとつです。動物に寄生したノミの成虫は、ほとんど動物の体から離れず、吸血と産卵を繰り返し、アレルギー性皮膚炎や条虫の媒介など健康上重大な問題を引き起こすこともあります。

マダニについても同様に、寄生されてしまうとマダニから多くの病気をうつされ、貧血や皮膚病の原因になるだけでなく、病気の媒介など、健康上重大な問題を引き起こします。急性の場合は、黄疸や衰弱によって、死に至ることもあります。

ノミ、マダニの予防には、定期的な駆除薬の投与がおすすめです。

フィラリア予防

フィラリア症は、蚊を介して犬の心臓や肺動脈に寄生する、寄生虫が起こす病気です。犬の場合、フィラリアが寄生することで血液の流れが悪くなり、様々な障害が発生します。放置すれば死に至ることもある重大な病気です。

また、猫の場合は、主に肺に障害を起こしますが、寄生する虫の数が少ないため診断が難しく、咳、呼吸困難、嘔吐などの症状が出てきた時は、生命が危険な状態です。健康そうにみえても突然死亡することもあります。現時点で猫の治療法は確立されておらず、事前の予防が欠かせません。


ペット保険

レガーメアニマルクリニックでは、各社ペット保険の窓口精算対応医療機関です。ご来院の際は、受付まで保険証をご提示ください。各社ペット保険の内容は、下記のリンクボタンよりご参照いただけます。

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