表題の通り、2025年10月6日より、当院でマダニのお薬をお出ししていない方の受付を無期限停止いたします(まだ病院に行ったことがない子犬・子猫は除きます)。

理由は以下の通りです。

当院では行動学を取り入れた診療を行っており、1頭1頭丁寧に診たいと思い日々診療しております。子犬や子猫は初期の病院側の対応の仕方が、その後の犬生・猫生に多大なる影響を及ぼします。動物をよく観察し、反応を見て、個々に合わせたやり方を模索するため、1頭当たりのお時間が長くなることも多々あります。
私たちは、当院をかかりつけとして来てくださっている動物とご家族様に支えていただき、ここまでやってくることができています。
現在私たち2人でお受けできる上限に達しつつあり、すでになかなかお電話に出ることができない時も増えてまいりました。

当院でマダニのお薬を処方していない方に、マダニのお薬の有無を記載していただく事や、初診の方の受付を6番までにさせていただく事をルールとさせていただいたのも、当院をかかりつけとしてくださっている方への診療をこれまでと変わらず続けるとともに、新しく当院を受診してくださる方もスムーズに診療できるようにとの想いからでした。

ですが、
・当院でお薬の処方がない方であるのに、マダニのお薬の記載がない、あるいは虚偽の申告をする
・初診であるが7番以降にご予約を取る
・そもそもお知らせを読んでいただいていない
・自動キャンセルになったが、修正なく何度も予約を入れる
など、そういった方々へこちらからお電話しなければいけない件が減少することはありませんでした。

これまで様々な方法を検討して参りましたが、これ以上は自分たちが本来すべき【当院を支えてきださっている動物とご家族にできうる限りのことをする】以外のことに時間を割くことはできません。

以上が、今回の経緯となりました理由です。

子犬および子猫のご家族様は、まずはお電話か受付でお問い合わせください。